tt-a1i/archify
配置までAIに決めさせて、絵にする工程だけ機械で固める
どういうものか
Claude Code や Cursor などのコーディングエージェントに追加して使う「スキル」です。会話の中で「このリポジトリの構成を図にして」と頼むと呼び出され、アーキテクチャ図やシーケンス図が出てきます。
面白いのは役割の分け方です。エージェントが書くのは、型の決まった JSON。ただし「構造だけ」ではありません。階層、間隔、線の引き回し、どこを強調するか——見た目の判断まで、エージェントが JSON に書き込みます。汎用の自動レイアウトに任せない、というのが作者の立場です。Archify 側の仕事は、その JSON を検証して、決まった手順どおりに HTML/SVG へ変換すること。作者は「エージェントは型付きの中間表現を作る。Archify がそれを決定的に HTML/SVG へコンパイルする」と説明しています。
出てくるのは、それ1つで開ける HTML ファイルが1枚です。配色はダークとライトの両方があり、PNG・SVG・WebM で書き出せます。図を組み立てる前にスキーマやレイアウトの検証を通す作りになっています。
どんなときに使うか
リポジトリの構成を、口伝えではなく形で残したいとき
新しく入った人に構成を説明するたび、同じ話を口で繰り返すことになります。図に落としておけば済むのですが、手で描くと更新されなくなります。リポジトリを読ませて図を出せるなら、更新のたびに作り直すという手が取れます。
変更の前後を、レビューで並べて見せたいとき
構成が変わる変更をレビューに出すとき、差分だけを見ても全体がどう変わったのか伝わりません。Before / Delta / After の比較が用意されていて、追加・削除・変更・移動・線の引き直しを事実として並べてくれます。ただし出るのはそこまでで、影響やリスク、マージして安全かの判断はしないと明記されています。
注意点
やらないことが明記されています。 README には、Mermaid の自動読み取り、汎用の自動レイアウト、ホスティングでの共有、画面上での編集が「いまのところ意図的に対象外」と書かれています。既存の Mermaid をそのまま流し込みたい、という用途には向きません。
まだ新しいプロジェクトです。 開発の速度が速い分、JSON の書き方や設定が変わる可能性があります。エージェントのスキルという形なので、使っているエージェント側の仕様変更にも影響を受けます。
ライセンスは MIT で、商用利用の妨げになる条項はありません。