thedotmack/claude-mem
前回までの作業を、次のセッションの AI エージェントが覚えている
どういうものか
Claude Code などの AI エージェントに、セッションをまたいだ記憶を持たせるプラグインだ。エージェントがツールを使うたびにその中身を記録し、AI で要約・圧縮して保存する。次にセッションを始めると、関係する記録が自動で文脈に差し込まれる。Claude Code のほか、OpenCode、Codex、Gemini、Copilot などにも対応するとしている。
仕組みは、Claude Code のフック(セッション開始、指示の送信、ツールの使用後、停止、セッション終了の5か所)で出来事を拾い、手元で動く常駐サービス(ワーカー)に渡す形だ。記録は SQLite に入り、キーワードでの検索と、Chroma というベクトルデータベースによる意味の近さでの検索を組み合わせて探せる。ワーカーにはブラウザで開ける画面もあり、記録がたまっていく様子を見られる。
過去の記録を探すときは、3段階に分けて読み込む。まず ID つきの短い一覧だけを取り、次に気になる記録の前後の流れを見て、最後に必要なものだけ詳しい中身を取る。README は、詳細を取る前に絞ることで、トークンを約10分の1に節約できるとしている。要約を日本語で残すモード(code--ja)もある。
どんなときに使うか
毎回、プロジェクトの前提をエージェントに説明し直しているとき
前のセッションで何をしたかが、新しいセッションの冒頭に自動で入る。
何日も前に直したバグや決めたことを、エージェントに探させたいとき
記録を検索する道具(MCP)があるので、「あの認証のバグはどう直したか」をエージェント自身に調べさせられる。
注意点
要約にも AI を使う。 インストールの最後に、claude-mem へのサインインを勧められ、サインインすると開発元が用意する要約役を最大14日間無料で使える。期間が終わると、購読しない限り要約は Anthropic のプランの枠で行われる。OpenRouter や Gemini の自分のキーを選ぶこともでき、サインインせずに入れる方法も README に書かれている。
npm でグローバルに入れるだけでは動かない。 npm install -g claude-mem で入るのは SDK だけで、フックは登録されない。npx claude-mem install か、Claude Code の /plugin で入れる。
必要なものが自動で入る。 Bun と uv が無ければ、自動でインストールされる。
README の末尾に暗号資産の話がある。 第三者が作った「CMEM」というトークンを、作者が公式に支持していると書かれている。