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Human-Agent-Society/reef

AIエージェントを、使われ方への評価から少しずつ育て続ける

Apache-2.0 · 商用可 Python ★ 7,636 (今日 +16) 今日 更新
GitHub で見る Human-Agent-Society/reef
GitHub の説明(原文)
Infrastructure for continually self‑improving agents

どういうものか

AIエージェントを「使いながら育てる」ための土台だ。ライセンスは Apache-2.0 で、Python 3.12 以上で動く。Reef 自体がモデルの応答を返すサーバーとして立ち、受けたリクエストとその応答を記録しておく。あとから届いた評価をその記録に結びつけ、評価がたまったらモデルやエージェントの更新を作り、通ったものを新しい版として出す。README はこの1周を「応答する → 評価を照合する → 更新を作る → 公開する」の4段階で説明している。

呼び出し側は、OpenAI や Anthropic と同じ形の窓口にリクエストを送る。応答には受け取り番号が付いてくるので、あとでその番号を添えて点数や文章での評価を送り返す。評価をどう使って何を更新するかは「レシピ」が決める。更新の対象は2種類あり、ひとつはモデルの重み(GPU で学習させる。学習には Slime、応答には SGLang を使う)、もうひとつはエージェントの周りのプロンプト・ルール・スキル(README は「ハーネス」と呼ぶ)だ。

README の比較表では、推論エンジン(vLLM や SGLang)にも学習の仕組み(Slime など)にも無く、Reef にだけある役割として、版の管理、更新の最中も応答を止めないこと、重み以外(スキルやハーネス)も育てることの3つが挙がっている。重みを更新しても Reef を再起動する必要はなく、以後のリクエストには新しい版が使われる。評価で落ちた候補は出されず、いまの版がそのまま応答を続ける。

使われながら、育つエージェント 応答する (やりとりを記録) 照合する (届いた評価を 記録に結ぶ) 更新を作る (重み か ハーネス) 公開する (通った版だけ出す) 次の1周へ 評価で落ちた候補は出さず、いまの版が応答を続ける
使うこと・評価すること・育てることが1本の輪になっていて、育てている間もエージェントは止まらない。

どんなときに使うか

自分の頼み方に合わせて、エージェントの癖を直していきたいとき

付属のレシピ「Reefine」を使うと、GPU なしでモデルの API だけで回せる。README の例では「バグ修正を頼んだら、まず失敗するテストで再現して」と言葉で頼むと、使っているモデルがその変更をスキルやルールとして書き、新しい版として入れられるようになる。

正誤を判定できる課題を解かせ続けて、モデル自体を伸ばしたいとき

数学の問題のように採点できる課題の流れや、測れる目標がひとつある難問に繰り返し挑ませる場合は、重みを学習させるレシピが用意されている。こちらは学習用の GPU 環境が要る。

注意点

重みを育てるには GPU の学習環境が要る。 GPU が要らないのはハーネスを育てる場合だけで、その場合もモデルの接続先と、代表的な課題、評価の仕組みは自分で用意する。

レシピの多くはパッケージに入っていない。 reef-infra として配られるのは本体と Reefine だけで、ほかのレシピはリポジトリの recipes/ にある。試すならソースから入れることになる。成果物の保存に git-lfs も要る。

変更を試しに動かすには、隔離の方法を選ぶ必要がある。 手元で隔離するなら、Linux で bwrap と pasta を使い root 以外で動かせることが条件になる。ほかに、Reefine のガイドには E2B というクラウドの隔離環境を使う方法(E2B の API キーが要る)と、隔離を切る設定がある。隔離を切るのは信頼できる機械に限るよう README も書いている。

Reefine の既定の設定は認証なしで待ち受ける。 手元(127.0.0.1)だけとはいえ、REEF_TOKEN を設定してから起動しないとトークンを求めない。

リポジトリは2026年8月末に作られたばかり。 レシピの名前が変わった例もすでにある(Reefine の旧名 harness-evolve)。

開発の様子

2 か月
公開してからの期間。2026-08-31 が最初のコミットです
3 回
リリースの回数です
31 人
開発に参加した人数です
0 日前
最後のコミットです
96 件
未解決の Issue とプルリクエストの合計です(GitHub はこの2つを同じ数に含めます)

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この記事の更新日は 2026-09-27 です。 内容は公開されている README と GitHub のデータに基づいています。 数値は GitHub から取得したもの、警告は判定の基準にある条件での自動判定です。事実誤認を見つけた場合はお知らせください。