robbietilton/Compositor
Photoshop に近い手順で合成と仕上げができる、Mac 用の無料の画像編集アプリ
どういうものか
Mac 用の画像編集アプリで、無料・オープンソース(MIT)で公開されている。作者は、Photoshop は高すぎ、GIMP は手になじまず作業に集中できないので自分で作った、と書いている。作者がもともと Photoshop でやっていた合成と仕上げの作業を軸に作られていて、Xcode のプロジェクトごと公開されているので、機能を足したり削ったりもできる。
主な機能は、レイヤーとフォルダ、Photoshop と同じ順に並んだ描画モード、レイヤーマスクとクリッピングマスク、調整レイヤー、あとから直せるレイヤー効果(ドロップシャドウなど)。選択範囲には自動選択や被写体の選択、コンテンツに応じた塗りつぶしがあり、修復用のスポット修復ブラシや、Camera Raw フィルターもある。Photoshop の PSD・PSB も開け、フォルダやマスク、描画モードは編集できる形で残る。キーボードの近道は Photoshop 風の割り当てで、自分で変えることもできる。
もう1つの特徴は、AI エージェントからも作品を組み立てられること。Compositor のプロジェクト(.comp)は、レイヤーごとの PNG 画像と manifest.json が入ったフォルダにすぎない。ファイルを書けるものなら何でも中身を作れて、開いているキャンバスは書き換えに合わせて読み直される。説明書きには、たいてい0.5秒以内とある。プラグインや API は使わない。
どんなときに使うか
Photoshop の契約はやめたいが、慣れた操作はなるべく残したいとき
キーボードの近道が Photoshop 風で、描画モードも Photoshop と同じ順に並んでいる。8 ビット RGB の PSD なら、手元のファイルも開ける。
AI に下ごしらえを任せて、仕上げは自分の手でやりたいとき
エージェントが書いたレイヤーは、ふつうのレイヤーとして開く。そのあと不透明度や描画モードを変えたり、マスクを塗ったりして人が仕上げられる。
注意点
Apple シリコンの Mac で、macOS 26 以降だけ。 Windows や Intel の Mac では動かない。
PSD は完全には再現されない。 読み込めるのは 8 ビットの RGB だけで、CMYK は開けない。塗りの四角・楕円と単純な横書きの文字は編集できる形で残るが、それ以外のベクターと縦書きの文字は画像に変わる。適用する前に変換の報告が出る。
README に書かれた書き出し形式は JPEG だけ。 PSD で書き出せるとは書かれていない。Photoshop を使う人とファイルをやりとりするなら、先に確かめておく。
AI 向けのファイルは決まりを外すと黙って無視される。 説明書きによれば、ファイル名の付け方などの決まりを1つでも破ると、エラーも出ずにキャンバスが元のままになる。
できて間もない。 リポジトリは2026年9月に作られた。