eternity4719/HowToLiveBetter
暮らしの助言608項目を、払うものと得るもの、証拠の強さつきで並べた中国語の手引き
どういうものか
中国語で書かれた、暮らしの判断のための手引き書だ。長生きと病気の予防、応急手当て、お金の置き方、知らずに踏みやすい法律の一線、失業や労災、恋愛と結婚、妊娠と子育て、起業、留学などを33の節に分け、README によれば608の項目を収めている。ライセンスは Unlicense で、本文は Markdown、検索ページは GitHub Pages で公開されている。
各項目には決まった欄がある。払うもの(お金・時間・根気)、得るもの、その中身を日常の言葉に言い直した一行、証拠の強さ(A・B・C)、出典、備考だ。出典は学術論文と公的機関の文書に限り、又聞きは引かない。A はメタ分析・大規模な追跡調査・ランダム化比較試験で数字が言えるもの、C は作者の経験や通説で、A が410項目、B が149項目、C が49項目。争いのある項目には「争議」と付け、反対の証拠も並べている。
並べ方は分類ではなく費用対効果の順だ。得るものの大きさ(大・中・小)と3つの払うものから「極めて高い・高い・普通」の3段を決め、各節の中を高い順に並べる。README は、この段は作者の判断であって証拠とは別物だと断っている。証拠が A でも費用対効果は普通、という項目もある。検索ページでは、証拠の強さや払うものの有無で絞り込める。
どんなときに使うか
健康のために何か始めたいが、どれが割に合うのか決めきれないとき
費用対効果が「極めて高い」段は、お金も時間も根気も要らず、得るものが大きい項目だけを集めたものだ。README によれば104項目あり、検索ページで絞り込める。
聞いた健康法の根拠を、元の論文までたどりたいとき
研究に基づく項目には、論文の DOI や PubMed へのリンクが付いている。README の例では、研究の人数や対象も書かれていて、誰を対象にした研究かを確かめてから判断できる。
注意点
法律・社会保障・医療の窓口は中国の制度が前提。 医療保険、労災の認定、刑事責任の線引きなどは、日本にはそのまま当てはまらない。健康の節にも、中国の医療保険が前提の項目がある。
本文は中国語。 英語・ロシア語・スペイン語の訳はあるが、別の人が作る非公式の訳で、README は新しい項目や直しが反映されていない場合があると断っている。
全部やるための一覧ではない。 README 自身が、これは優先順に並べた候補の一覧で、1つ2つ拾えば十分、作者も大半はできていないと書いている。
費用対効果の段は作者の判断。 README の基準では、この段そのものは C 級(作者の見立て)の扱いになる。証拠の強さとあわせて読む。
確認が済んでいない数字も残っている。 README によれば「待核実(要確認)」の印が35か所ある。リポジトリも2026年9月に作られたばかりだ。